キリンカップのブラジル戦は4-1で快勝。オウンゴール以外の3点はどれもいい形でした。ブラジルから何点取って勝てるか計算できるなんて男子では考えられませんね。ブラジルの女子選手は男子のようなぶっ飛んだ技を見せることはなく、技術はアメリカのほうが上だと思いました。
最近注目しているのは菅澤。今日のゴールもアルガルベカップのデンマーク戦でのゴールも、短い距離で相手より前に出られる一瞬の速さが光りました。
アルガルベカップの前にリヨンの大滝なら永里や高瀬よりも活躍できると書きましたが、皮肉にもアルガルベではその2人が大きく伸びました。永里の足元の不器用さはどうにかしてほしいですけど。菅澤も短い出場時間で結果を残しているので、ここに大滝が入り込むのは容易ではないでしょう。川澄もいますが決定機を無駄にしすぎているので、そろそろレギュラーから外されるかもしれません。佐々木のりピーはそのへん甘くないですからね。
なでしこジャパンはおもしろいサッカーを見せてくれますが、もっと相手選手の隙き間やラインすれすれのところを狙ってほしいし、各選手のポジションの入れ替わりもまだ目が回るほどのレベルには達していません。こういうところは昔のシーガルズのほうが上でした。のりピーの言うこと、今のなでしこジャパンが目指しているサッカーをすでに実現していたと思います。日本代表より10年早くそこに達していたんですね。今はさっぱりですけど。
ディフェンスラインの近くに相手がいてもパスを繋ぐのもなでしこジャパンの特徴。ひとつでも気の抜けたプレーが出れば大ピンチですが、そんなことを恐れるよりも、守備からいつの間にか攻撃に移っているというおもしろさを優先すべき。世界トップレベルでそんなリスキーなプレーをする国もなかなかないと思うので、日本のお家芸にしてもらいたいです。これも昔のシーガルズはやっていました。今のシーガルズを見る限りでは、あのサッカーはもう無理でしょうねぇ。